今まではOSSのcoder/code-serverしかなかったが、新たにVSCode公式がバックエンド部分だけを公開したことで、手軽に自分のサーバでオレオレGithub Codespacesを構築できるようになった。
これで、利用規約違反を気にしながらcoder/code-serverのリポジトリをOpen VSXから公式Marketplaceにいじったり、セキュリティのためにCloudflare Tunnelを使ったりせずに、Githubがトンネルを用意してくれてポートフォワードまで行ってくれる。
VSCode Server自体の導入は、記事が見当たったがサービス化して常時起動しておく日本語記事が見当たらなかったので残しておく。
ちなみにサービスとデーモンは同義らしい。
新規サービスのファイルを作成
sudo vim /etc/systemd/system/vscode-server.service
Unitファイル設定
[Unit]
Description = VSCode Server Service
[Service]
ExecStart = /usr/local/bin/code-server #実行ファイル
Restart = always #再起動オプション
User = [ユーザー名] #これがないとroot実行される
[Install]
WantedBy = multi-user.target
vimで保存して終了するのはesc
→:wq
。
起動!!
# 自動起動の登録
sudo systemctl enable [サービス名]
# 起動
sudo systemctl start [サービス名]
# メモ:再起動
sudo systemctl restart [サービス名]