Voigtlander NOKTON の Vintage Line には、シングルコート(SC)とマルチコート(MC)の2種類のコートが存在しますが、SC は弱いコートのために激しいフレアなどが印象的です。
個人的にフレアなどの表現はフィルム時代を彷彿とさせられて楽しいのですが、パープルフリンジは好きになれないです。
たまたま、北村写真館で Nokton の試写をさせていただくチャンスがあったので残しておきます。カメラは LeicaCL で、カメラ設定は固定ですが試写なので細かい構図などはテキトウです。
写真の中で最も影響を受けている部分のみをピックアップしてますが、弱い室内灯でも SC の方がパープルフリンジが激しいことがわかります。
ただ想定外だったのは、愛用している Helios-89 30mm F1.9 はパープルフリンジが全くと言っていいほど感じられないことです。
個人的に LeicaCL のような APS-C ではハーフカメラのレンズを使えるとベストだなぁと考えているので、良い誤算でした。
ただハーフカメラの改造レンズはなかなか数がないので、自作できるようにならないと...。