UXデザインエンジニア?として働きはじめて半年がたった今、電車内や日常の持ち歩きPCとして MiniBook X N100 を購入した。
MacBook Pro 14'inch は圧倒的なスペックと安定感が最高でメイン機を変更するつもりはないが、携帯性を考えると大きく"重すぎる"。
MacBook Air 13'inch を検討に入れたが、Air 13'inchを持つならPro 14'inch を持てるというサイズ感なのだ。
MacBook 12'inch は持っている時期もあった。やはりこのサイズと重量は最高だった。ただキーボード不良の問題があったり、m3 CPUのスペック不足などの問題があった。Apple Siliconになった今、もう一度作り直してほしい。(たぶん無印Bookの枠はiPadに取られてるので復活の未来は薄い)
そこで、コスパCPUことN100搭載の MiniBook X を購入するにあたって、どのOSを選ぶかをリサーチした。
ZorinOSは至高だが、新しめハードの場合はFedraも。
デザイナー向けOSと言われたら ZorinOS が挙げられるかもしれない。 UIの美しさはもちろん、Androidコネクト機能やWine内蔵によるWindowsアプリ対応などのUX的観点からも評価できる。
ZorinOS はWindows風なのに対し、elementary OS は"Mac風"と言われることも多いが、最近のmacOSのフラットUIや"いま風なデザイン"なのは ZorinOS だろう。
しかし、Linuxを使う上で付きまとう問題は"ドライバがない"ことになる。最近では「Ubuntuを使っていればマウスキーボード + WiFiは使える」時代になりつつあるが、2in1などの折り畳み検知やBluetoothなども考えはじめると Fedra が魅力的に感じ始める。
Fedraは世界をLinuxでリードするIBMの子会社であるRedHatが開発しているOSであり、意欲的に新しいハードのドライバを搭載している。業務的な導入となると不安定さが問題になることもあるが、趣味で新しいハードを活用したいなどの要望を叶えるには良いOSだ。
それに ZorinOS も積極的な開発が行われているとはいえ、ベースがUbuntuであるため、OS安定性としてはピュアなUbuntuまたはFedraに軍配が上がるため、デザイナーとしてLinuxの最先端UIデザインに触れるという話題性以外にZorinOSを選択する理由は意外と少ないのかもしれない。
ディストリビューションは結局GNOME
Ganomeがタブレット向けなのに対し、KDEがデスクトップ向けでカスタマイズ性が高いみたいなイメージがあるため、KDEを採用したいと考えていた。
しかし、下記2つの優れたUIを提供してくれるパッケージがGnomeにしか対応してないことから、今選ぶディストリビューションとしてはGnomeが安定なのかもしれない。
Ulauncher: Macでいう Raycast, Alfredの代替。対応OSはUbuntu, Arch, Fedra。
https://ulauncher.io/
おすすめ拡張:https://news.ycombinator.com/item?id=24879774
Pano: Macでいう Paste の代替。対応ディストリビューションはGnomeのみ。
https://github.com/oae/gnome-shell-pano